グレー(灰)とグレランとは?グレーから誰を吊るかの考え方
この記事の結論
- グレー(灰)は、役職を名乗っておらず、占い結果も出ていない人。人狼が一番隠れやすい場所
- グレランは、吊る人を指定せず、グレーの中から各自が自由に投票する進め方
- グレランは「誰でもいい」ではない。発言・票・名乗りのタイミングから、一番怪しい1人を自分で選ぶ
グレーとは
グレー(灰)とは、占い師などの役職を名乗っておらず、占い師からの結果(白・黒)も出ていない人のことです。村から見て「人狼かどうか、まだ何の手がかりもない人」と言いかえられます。
人狼の側から見ると、グレーは一番隠れやすい場所です。役職を名乗れば対抗が出て疑われますし、占われれば正体がばれます。何もしないでグレーにいることが、人狼にとっていちばん安全な過ごし方なのです。だから村は、グレーの中から人狼を探すことになります。
ミナ占いCOロイド○
ロイドミナから○
あなたグレー
セシルグレー
グレングレー
リタグレー
この図では、占い師を名乗ったのはミナだけで、ロイドにはミナから白(人狼でない)が出ています。ロイドはグレーから外れ、「白をもらった人」になります。残りの4人が、何の手がかりもないグレーです。
白をもらった人のことを「白」、占い師の片方からだけ白をもらった人を「片白」と呼ぶこともあります。細かい呼び分けは白・黒・パンダ・確白とはで説明しています。
グレランとは
グレラン(グレーランダム)とは、吊る人を話し合いで1人に決めずに、グレーの中から各自が自由に投票する進め方のことです。一番票を集めた人が吊られます。
「ランダム」と付いていますが、くじ引きのように適当に選ぶという意味ではありません。誰を吊るかを村全体で指定しないという意味です。一人ひとりが「グレーの中で一番怪しい人」を選んで投票し、その結果として吊り先が決まります。
グレランは、占い師が1人しか名乗っていないときや、占い師の真偽を決めずにグレーを詰めたいときによく使われます。逆に、占い師が複数名乗っている盤面では、先に占いローラーや決め打ちを考えることが多くなります。
グレーから誰を吊るかの考え方
グレランで一番大事なのは、自分の1票を「なんとなく」で使わないことです。グレーの中で誰が一番人狼らしいかは、次の順に考えると絞りやすくなります。
まず、白をもらった人と名乗った人を外す
最初に、グレーの範囲をはっきりさせます。占い師を名乗った人、白をもらった人、騎士などを名乗って対抗が出ていない人は、グレランの対象から外すのが基本です。対象を間違えると、せっかくの占い結果を無駄にしてしまいます。
次に、発言と行動のちぐはぐさを探す
グレーの人どうしを比べるときは、「言っていること」と「やっていること」がそろっているかを見ます。
- 誰かを疑うと言ったのに、投票は別の人に入れている
- 占い師の結果を信じると言ったのに、その占い師の白先を疑っている
- 周りの意見に合わせるだけで、自分の考えを出していない
人狼は、本当は誰が人狼かを知っています。そのため、村人のふりをして推理しているように見せても、どこかで無理が出やすいのです。
最後に、票の流れを見る
前の日の投票先が分かるなら、それも大きな手がかりです。吊られた人に最後まで投票しなかった人、逆に理由もなく票を合わせてきた人は、あとから見直す価値があります。票の読み方は票筋の読み方でくわしく説明しています。
ミナ占いCOロイド○
ロイドミナから○
あなたグレー
セシル「グレンが怪しい」→リタに投票
グレングレー
リタ追放
グレーを狭めるには
グレーが広いほど、人狼は隠れやすくなります。村にとっては、グレーをできるだけ狭くしていくことが、そのまま人狼に近づくことになります。
一番の方法は、占い師にグレーを占ってもらうことです。占い師が本物なら、占った人の白黒がはっきりして、グレーが1人ずつ減っていきます。占い師がいる村では、「誰を占ってほしいか」を村人が伝えることもあります。発言が少なくて判断しにくい人や、票の動きが気になる人を占ってもらうと、グレーの中の見通しがよくなります。
もう1つは、発言を増やしてもらうことです。グレーの人が何も話さないと、人狼かどうかの材料がありません。「〇〇さんはどう思う?」と意見を求めると、その答え方が材料になります。人狼は本当の考えを隠しながら話すので、具体的な理由を聞かれると答えがぼやけやすいのです。
人狼の側から見たグレラン
人狼にとって、グレランは生き残るための正念場です。目立たないように黙っていると「発言が少なくて怪しい」と言われ、話しすぎると矛盾が出ます。人狼は、村人と同じように推理しているふりをしながら、票が自分に集まらないように別の人へ疑いを向けようとします。
だからこそ、村人は「誰がどこに疑いを向けようとしているか」にも注目します。根拠が薄いのに特定の人を強く疑い続ける人や、票が自分に向きそうになると急に話題を変える人は、グレランでの注目どころです。
グレランが向いている盤面・向いていない盤面
グレランは、グレーの中に人狼がいる可能性が高く、占い師などの役職の情報をそのまま残しておきたいときに向いています。たとえば占い師が1人しか名乗っていない盤面では、その占い師を守りつつグレーを詰めていくのが自然です。
一方で、吊れる回数が少ない盤面では注意が必要です。グレランは票が割れやすく、「本当は怪しくない人」が吊られてしまうこともあります。吊り縄が残り1回しかないような終盤では、グレランで運任せにするより、占い結果や名乗りから吊り先を1人に決める方が安全です。
よくある失敗
- 理由を言わずに投票する:グレランでも、なぜその人に入れたかを一言残しておくと、自分が白く見えるうえに、あとで村が推理する材料になります
- 最後に票を合わせる:前の人の投票を見てから多数派に乗ると、人狼と同じ動きに見えます。自分の考えで選ぶことが、村のためにも自分のためにもなります
- 白をもらった人に入れる:グレランの対象はグレーです。白をもらった人に入れると、占い師を信じていないと受け取られます
よくある質問
グレーと灰は同じ意味ですか?
同じ意味です。「グレー」を漢字で書いたのが「灰」で、「灰ラン(はいらん)」と言うこともあります。
グレランは適当に投票してよいのですか?
適当に選ぶという意味ではありません。村全体で吊り先を指定しないというだけで、一人ひとりは自分が一番怪しいと思う人に、理由を持って投票します。
占い師の片方からだけ白をもらった人はグレーですか?
占い師が2人いる盤面で、片方からだけ白をもらった人は「片白」と呼び、完全なグレーとは区別します。ただし、その白を出した占い師が偽物なら白の意味はなくなるので、グレーに近い扱いになることもあります。



