占いローラーとは?やるべき盤面・やめるべき盤面を図で解説【6人村】
この記事の結論
- 占い師が3人名乗ったら、吊るのは名乗った3人から(名乗っていない人は全員村人)。縄は2本なので、残った占い師の結果も使って絞る
- 占い師が2人名乗ったら、「どちらが偽物か」を言い切れる材料があれば決め打ち。材料がなければローラー
- 黒(人狼)が吊れたら、そこでローラーは止める
占いローラーとは
占いローラー(占いロラ)とは、占い師を名乗った人が複数いるときに、本物か偽物かを考えずに、名乗った人を順番に全員吊っていく進め方のことです(役職を名乗り出ることを CO と呼びます)。名乗った人の中には必ず偽物(人狼か狂人)がいるので、全員吊れば偽物を確実に処理できます。
その代わり、本物の占い師も一緒に吊ることになります。「本物の占い結果」という村の一番の情報源を、自分から捨てる進め方でもあります。だから「いつでもローラー」は正解ではなく、盤面によってやるべきときと、やめるべきときがあります。
下は、6人村で占い師が2人名乗ったときの盤面です。
ミナ占いCOロイド○
セシル占いCOグレン○
あなたグレー
ロイドミナから○
グレンセシルから○
リタグレー

判断の手順
ローラーするかどうかは、次の順に考えると迷いません。
まず、吊れる回数を数える
6人村(人狼1・狂人1・占い師・騎士・村人2)で村が吊れるのは、基本的に2回です(数え方は吊り縄の数え方で詳しく説明しています)。1日目に吊って5人、夜に襲われて4人、2日目に吊って3人、夜に襲われて2人。ここで狼の勝ちになるからです。騎士の護衛が成功すれば、もう1回増えます。
占い師が2人のとき、ローラーはこの2回を両方とも使い切ります。ここがローラーの重さです。
次に、偽物の中身を考える
偽物は人狼か狂人のどちらかで、ローラーの結果は中身しだいで大きく変わります。
ミナ占いCO真
セシル占いCO偽人狼
あなた村人
ロイド村人
グレン騎士CO
リタ狂人
ミナ占いCO真
セシル占いCO偽狂人
あなた村人
ロイド人狼
グレン騎士CO
リタ村人
偽物が人狼なら、2回のうちどちらかで人狼に当たるので、村の勝ちが決まります。偽物が狂人なら、2人を吊り終えたときには吊る回数が残っておらず、護衛が成功していない限りほぼ負けです。
最後に、決め打ちの材料があるかを確かめる
「どちらが偽物か」を言い切れる材料があるなら、ローラーせずに偽物だけを吊る(決め打ちする)方が強くなります。偽物が人狼ならその場で勝ち、狂人でも吊る回数が1回残るからです。
材料になるのは、たとえばこんなものです。
- 黒を出された人が、夜に襲われた:人狼が仲間を襲うことはないので、その人に黒を出した占い師は偽物で確定します
- 片方の占い師が夜に襲われた(噛み筋の読み方):人狼は本物の占い師を消したがります。襲われた方が本物だった可能性が高いので、その占い結果を信じてグレーを詰めます
- 結果が、ほかの人の名乗りと食い違う:騎士を名乗った人に黒を出した、など
ミナ占いCOロイド○
セシル占いCO偽リタ●
あなた
ロイド
グレン
リタ襲撃セシルから●
逆に、こうした材料がないまま「なんとなくミナの方が怪しい」で決め打ちするのは危険です。外すと本物の占い師を失い、村はほぼ負けます。材料がなければローラーが、6人村の基本です。
実際に対戦させると、推理よりローラーが勝った
本当に「材料がなければローラー」でよいのか。カード人狼ゲーム「フダツキ」で CPU 同士を 20,000 試合対戦させて、結果を集計しました。占い師が2人名乗った試合だけを見ると、次のとおりです。
| 進め方 | 村の勝率 |
|---|---|
| 推理で1日目の追放先を決めた | 52.1% |
| ローラーした(見積もり) | 約 57.9% |
推理に任せると、1日目に本物の占い師を吊ってしまうことが 58.8% ありました。本物を失った村の勝率は 32% です。偽物の側は誰が本物かを知っていて迷わず票を入れられるのに、村人は材料がないまま票が割れる。その差が、そのまま勝率の差になっていました。
CPU 同士(強さ「ふつう」)の結果です。人間同士では嘘のうまさや読みの深さが違うので、数字は変わります。ローラーの勝率は、実際に2人とも吊られた試合から見積もったものです。
占い師が3人名乗ったら
3人が名乗ったときは、本物・人狼・狂人が全員名乗り出ています。つまり、名乗っていない3人は全員が村人で確定です。
ミナ占いCO
セシル占いCO
ロイド占いCO
あなた村人確定
グレン村人確定
リタ村人確定
人狼は必ず名乗った3人の中にいるので、吊るのはこの3人からです。1人吊るたびに、残った占い師の結果も絞り込みに使えます。フダツキの集計でも、3人が名乗った試合の村の勝率は 76.2% で、2人のとき(52.1%)より大きく上がりました。狼の側から見ると、占い師を3人にしてしまうのは危ない形です。
よくある失敗
- 黒が吊れたのに、ローラーを続ける(黒が出たときの考え方は占い師が黒を出したら):人狼を吊れた時点でローラーの目的は果たしています。そこで止めて(黒ストップ)、残りの回数はほかに使います。6人村なら、人狼を吊れた時点で勝ちです
- 1日目に占い結果を聞かずに決める:占い結果は決め打ちの一番の材料です。結果が出そろってから、ローラーか決め打ちかを決めます
- 「ローラーしよう」と言うのが遅い:票が割れると、ローラーのつもりがグレーが吊られる、ということが起きます。ローラーするなら、1日目の早いうちに全員で合意しておきます
用語のおさらい
ほかの用語は人狼用語集にまとめています。
- グレー:占い師を名乗っておらず、占い結果も出ていない人
- 決め打ち:どちらかの占い師を本物と決めて、その結果を信じて進めること
- 黒ストップ(黒スト):ローラーの途中で人狼が吊れたら、そこでローラーを止めること
- 吊り縄(縄):村が吊れる残りの回数
よくある質問
占いローラーと占いロラは同じ意味ですか?
同じ意味です。「ロラ」は「ローラー」を縮めた言い方で、霊媒師を順番に吊る場合は「霊媒ローラー(霊ロラ)」と呼びます。
ローラーの途中で黒が出たらどうしますか?
ローラーしている占い師から黒が出た相手が怪しいとしても、まずはローラーの対象(名乗った人)から人狼が吊れたかを優先して考えます。名乗った人の中で人狼が吊れたら、そこでローラーを止めます(黒ストップ)。
9人村でも同じ考え方ですか?
「吊れる回数」と「偽物の中身」から考える手順は同じです。ただし9人村は人狼が2人いて吊れる回数も多いので、ローラーで2回使っても残りの回数で勝負できることが多く、ローラーを選びやすくなります。


