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吊り縄(縄)の数え方|人狼であと何回吊れるかと吊り余裕の計算

この記事の結論

  • 吊り縄(縄)の数 =(その朝の生存人数 − 1)÷ 2(端数は切り捨て)。人狼が1人の場合の目安
  • 吊り余裕 = 縄の数 − 残っている人狼の数。これが「吊りを外してもいい回数」
  • 騎士の護衛成功(GJ)が出ると、6人村のように朝の人数が偶数の村では縄が1本増える

吊り縄とは

吊り縄(つりなわ)は、村があと何回吊れるかのことです。短く「縄」とも言います。人狼ゲームでは、昼に1人吊り、夜に人狼が1人噛むので、1日ごとに2人ずつ村が減っていきます。人狼を吊り切る前に人数が減りすぎると、人狼の数が村人側と同じになって、狼の勝ちです。

つまり村には「吊れる回数の上限」があります。これを知らずに進めると、「まだ大丈夫」と思っているうちに負けが決まっていた、ということが起きます。縄を数えるのは、あと何回まで間違えられるかを知るためです。

縄の数え方

人狼が1人の村で考えます。その朝に生きている人数から、次のように数えます。

縄の数 =(生存人数 − 1)÷ 2(端数は切り捨て)

6人村で確かめてみます。

  • 6人の朝:1日目に吊って5人、夜に噛まれて4人
  • 4人の朝:2日目に吊って3人、夜に噛まれて2人
  • 2人になった時点で、人狼1人と村側1人になり、狼の勝ち

吊れたのは2回です。式でも(6 − 1)÷ 2 = 2.5 で、切り捨てて2になります。

ミナ ミナ占いCO
セシル セシル
あなた あなた
ロイド ロイド
グレン グレン
リタ リタ
6人村の1日目。この朝の縄は2本
ミナ ミナ占いCO
セシル セシル
あなた あなた
ロイド ロイド
グレン グレン襲撃
リタ リタ追放
2日目の朝。リタが吊られ、グレンが噛まれて4人。縄は残り1本

4人の朝に式を当てはめると、(4 − 1)÷ 2 = 1.5 で縄は1本です。ここで人狼を吊れなければ、村の負けが決まります。縄が1本の日を「最終日」と呼びます。最終日の考え方は最終日の考え方で詳しく説明しています。

人数ごとの縄の目安

人狼1人の村で、その朝の生存人数ごとの縄の数です。

朝の生存人数 縄の数
3人 1本(最終日)
4人 1本(最終日)
5人 2本
6人 2本
7人 3本
9人 4本

人数が奇数か偶数かで、同じ縄の数になる組があります。これは、最後に「吊ったら2人になる」か「吊っても3人残る」かの違いによるものです。

吊り余裕:あと何回ミスできるか

人狼が2人以上いる村では、縄の数だけでは足りません。縄の中で、人狼を全員吊らなければいけないからです。そこで使うのが吊り余裕です。

吊り余裕 = 縄の数 − 残っている人狼の数

吊り余裕は、人狼以外を吊ってしまっても、まだ勝てる回数です。

たとえば9人村(人狼2人)の1日目なら、縄は(9 − 1)÷ 2 = 4本、人狼は2人なので、吊り余裕は2です。村人を2回までは吊ってしまっても、残りの2回で人狼を2人吊れば勝てます。

6人村(人狼1人)の1日目は、縄が2本、人狼が1人なので、吊り余裕は1です。1回外すと、残りの1回で必ず人狼を当てなければいけません。

縄が変わる場面

騎士の護衛成功(GJ)

騎士(狩人)が守った人がちょうど噛まれると、その夜は誰も死にません(GJ)。1日に減る人数が1人ですむので、6人村のように朝の生存人数が偶数の村では縄が1本増えます。9人村のように朝の人数が奇数の村では、GJが出ても縄の数が変わらないことがあります。6人村なら、GJが1回出るだけで吊り余裕が1から2になり、ずっと戦いやすくなります。騎士の考え方は騎士(狩人)の立ち回りへ。

人狼が吊れたとき

人狼を1人吊れれば、縄は1本減っても残りの人狼も1人減るので、吊り余裕は減りません。9人村で1日目に人狼を吊れたら、縄は3本、人狼は1人で、吊り余裕は2のまま。まだ2回ミスできる計算です。

狂人がいるとき

狂人は、勝敗の人数を数えるときは人間(村側の人数)として数えるルールが多いです。ただし投票では人狼の味方をするので、終盤では狂人の票で吊り先を決められてしまうことがあります(パワープレイ)。縄が残っていても、狂人が生きている終盤は油断できません。

縄から考える進め方

縄を数えると、その日にとれる作戦が決まります。

  • 吊り余裕が多い:グレーから吊って情報を増やす(グレラン)、占い師を順番に吊る(ローラー)など、外れても取り返せる作戦がとれる
  • 吊り余裕が少ない:外れが許されないので、一番確率の高い人を吊る。占い師のどちらかを信じる(決め打ち)など、絞った作戦になる

占い師が2人出たときにローラーするべきかどうかも、縄の数で答えが変わります。6人村で2人をローラーすると縄を2本とも使うので、占いローラーとはで説明したように、偽物の中身によって結果が大きく変わります。

よくある失敗

  • 縄を数えずに、なんとなく吊る:気づいたら縄が尽きていた、ということが起きます。朝のうちに縄と吊り余裕を数える習慣をつけます
  • 人狼が2人の村で、縄の数だけを見る:縄が4本あっても、人狼2人を当てなければいけません。吊り余裕で考えます
  • 最初の夜の犠牲者を数え忘れる:アプリによっては、ゲームが夜から始まり、最初の朝にすでに1人減っています。数えるのは「その朝に生きている人数」です

よくある質問

縄と吊り縄は同じ意味ですか?

同じ意味です。村があと何回吊れるかを「吊り縄」と言い、短く「縄」と呼びます。「縄が2本」「縄が足りない」のように使います。

縄の計算式は人数が多い村でも使えますか?

使えます。ただし人狼が2人以上いる村では、縄の数から残っている人狼の数を引いた「吊り余裕」で考えます。吊り余裕が0になった日は、必ず人狼を吊らなければいけない日です。

GJが出ると縄はどう変わりますか?

その夜は誰も死なないので、1日で減る人数が1人ですみます。朝の生存人数が偶数の村(6人村など)では、その結果、縄が1本増えます。奇数の村(9人村など)では、縄の数が変わらないこともあります。少人数の村ほど、GJ1回の価値が大きくなります。

書いた人:clameyes

カード人狼ゲーム「フダツキ」の作者。ゲームの CPU を作りながら、「この盤面では何をするのが強いか」を、実際に数万試合を対戦させて確かめています。このサイトについて

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