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最終日の考え方|人狼で最後の1票を外さないための手順

この記事の結論

  • 最終日は「次の吊りを外したら負け」の日。まず残り人数と狼の数を数えて、今日が最終日かを確かめる
  • 狂人が生きていると、狼と狂人の票で村人が吊られる(PP)ことがある。狂人の生死を必ず確認する
  • 最終日は新しい推理より、1日目からのログの見直しが大事

最終日とは

最終日(さいしゅうび)とは、その日の吊りを外すと村が負けてしまう日のことです。人狼は、生きている人狼の数が残りの人数と同じになった時点で勝ちます。だから、ある日に村人を吊ってしまい、その夜にもう1人噛まれると、人狼の数が追いついてしまう日があります。それが最終日です。

たとえば人狼が1人の村なら、残り3人の日は必ず最終日です。村人2人と人狼1人が残っていて、ここで村人を吊ると人狼1人と村人1人になり、その時点で人狼の勝ちです。

残り4人の日も最終日になります。ここで村人を吊ると3人になり、その夜に1人噛まれて2人になった時点で人狼の勝ちだからです。6人村では、GJ(護衛成功)がなければ2日目の朝が4人で、この日が最終日です。GJが1回出ると、3人の日まで持ち越せます。吊れる回数の数え方は吊り縄の数え方で詳しく説明しています。

あなた あなた
セシル セシル追放
ロイド ロイド
ミナ ミナ追放
グレン グレン
リタ リタ襲撃
残り3人の最終日(6人村で途中に1回GJが出た場合)。この中に人狼が1人いる

最後に残った人狼を「LW(ラストウルフ)」と呼びます。最終日は、このLWを当てる日です。

今日が最終日かを数える

まずは、今日が最終日かどうかを数えることから始めます。数え方は、吊り縄の数え方と同じです。

生きている人数と、生きている人狼の数を考えます。今日村人を吊ってしまい、夜にもう1人噛まれたとき、人狼の数が残りの人数と同じになるなら、今日が最終日です。騎士が生きていて護衛が成功すれば、夜に誰も死なないこともありますが、それを当てにするのは危険です。

最終日だと分かったら、村はもう外せません。ここからは、1日目からの材料を総動員して、最後の1人を当てにいきます。

狂人が生きているときの危険

最終日で特に気をつけたいのが、狂人が生きているかどうかです。

あなた あなた村人
ロイド ロイド人狼
グレン グレン狂人
セシル セシル追放
ミナ ミナ追放
リタ リタ襲撃
残り3人で、人狼と狂人が生きている(途中に1回GJが出た場合)。2人の票で村人が吊られてしまう

この盤面では、残り3人のうち人狼と狂人が生きています。狂人は人狼の味方なので、人狼と狂人が同じ村人に投票すれば、2票対1票で村人が吊られ、狼陣営の勝ちになります。このように、狼陣営が票の数で村を押し切ることを「PP(パワープレイ)」と呼びます。

ただし、多くのルールでは狂人は誰が人狼か知りません。そのため、狂人が人狼を間違えて吊ってしまうこともあります。狼側は、人狼が「自分が人狼だ」と名乗って狂人に票を合わせてもらうことがあります(狼CO)。最終日に誰かが突然「自分が狼だ」と言い出したら、PP を狙っている可能性があります。

村側としては、最終日の前に狂人が吊られているか、どこにいそうかを考えておくことが大事です。狂人の動き方は狂人の立ち回りで解説しています。

最終日の手順

ログを1日目から見直す

最終日は、新しい推理を思いつくよりも、これまでの記録を見直す方が役に立ちます。誰が何を名乗ったか、占い結果は何だったか、誰が噛まれたか、誰が誰に投票したか。これらを1日目から順に並べ直します。

特に大事なのは、確定している情報です。噛まれた人は人狼ではありません。噛まれた人に黒を出していた占い師は偽物です。こうした確定情報から、残った人の中で人狼になりえない人を消していきます。噛み先から分かることは噛み筋の読み方でまとめています。

残った人の「狼だったら」を考える

次に、残った候補の1人1人について「この人が人狼だったら、これまでの行動は筋が通るか」を考えます。

人狼は、仲間を守ろうとしたり、村人を吊らせようとしたりしてきたはずです。ある人が人狼だとすると、その人の投票や噛み先が不自然にならないかを確かめます。票の読み方は票筋の読み方が参考になります。筋が通らない人は、人狼である可能性が下がります。

自分の考えを言葉にして出す

最終日は、自分が村人であることを周りに信じてもらうことも大切です。自分がなぜその人を人狼だと思うのか、具体的な材料を挙げて説明します。材料のある説明は、ほかの村人の判断を助けますし、自分が人狼でないことの証明にもなります。

最後の2人のどちらかで迷ったら

材料を出し尽くしても、最後の2人のどちらが人狼か決めきれないことがあります。その場合は、次の見方が手がかりになります。

  • 村に得をさせる発言をしてきたのはどちらか:人狼は、村の推理が正しい方向に進まないように動きます。議論を前に進めてきた人より、話を曖昧にしてきた人の方が怪しくなります
  • 噛まれなかった理由があるのはどちらか:村から信用されていた人が最後まで噛まれずに残っているなら、狼にとって噛む必要がなかった、つまり狼の仲間だった可能性があります
  • 投票がぶれていたのはどちらか:その場の流れで投票先を変えてきた人は、自分の推理ではなく吊りたい人に合わせていた可能性があります

人狼が2人いる村の最終日

9人村のように人狼が2人いる村では、最終日の形が変わります。たとえば残り5人で人狼が2人生きているなら、村人を1人吊ってしまうと4人のうち2人が人狼になり、その時点で人狼の数が村側と並んで負けです。

人狼が2人残っているときは、1人を当てても翌日にもう1人を当てなければなりません。最終日の前から「狼が2人残っているなら、どの2人の組み合わせが一番自然か」をラインで考えておくと、最後の判断がぶれにくくなります。ラインの考え方はライン・ライン切りの記事で説明しています。

よくある失敗

  • 今日が最終日だと気づかない:人数を数えないまま村人を吊ってしまい、夜に負ける、というのは初心者によくある負け方です。毎朝、残り人数を数えます
  • 狂人の生死を忘れる:狂人が生きたまま最終日を迎えると、PP で押し切られることがあります
  • その場の印象だけで決める:最終日に一番頼りになるのは、1日目からの記録です。印象ではなく、確定情報から消去していきます

よくある質問

最終日に同じ票数になったらどうなりますか?

ルールによって違いますが、決選投票をしたり、同数の人の中からランダムで吊られたりします。ランダムになると村の勝ちは運に左右されるので、できるだけ票が割れないように、村人同士で吊り先をそろえる話し合いが大切です。

狂人が最終日に村側に投票することはありますか?

あります。多くのルールでは狂人は誰が人狼か知らないので、人狼だと思った相手に投票したつもりが、実は村人だった、ということが起きます。だからこそ、狼側は最終日に人狼だと名乗って狂人に知らせることがあります。

最終日まで生き残るには、どうすればいいですか?

序盤から、なぜその人を疑うのか、なぜその人に投票するのかを言葉にしておくことです。理由が見える人は、村から白く見られやすく、吊られにくくなります。村人としての過ごし方は村人の立ち回りにまとめています。

書いた人:clameyes

カード人狼ゲーム「フダツキ」の作者。ゲームの CPU を作りながら、「この盤面では何をするのが強いか」を、実際に数万試合を対戦させて確かめています。このサイトについて

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