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村人(市民)の立ち回り|役職なしでも人狼に勝つための考え方

この記事の結論

  • 村人の仕事は、情報を整理して、正しい人に票を集めること
  • 疑いも信用も理由つきで話し、自分の考えを村に見せる
  • 役職を騙るのは、村を混乱させるので基本はしない

村人は「何もできない役職」ではない

村人(アプリによっては市民)は、夜に使える力を持たない役職です。占い師のように人狼を見分けることも、騎士のように誰かを守ることもできません。そのため「自分は何もできない」と感じる人もいますが、実際には村人こそが村の勝ち負けを決めています。

理由は、投票にあります。人狼を吊れるかどうかは、最終的に全員の票で決まります。村の中で一番人数が多いのは村人なので、村人がどこに票を入れるかで、吊られる人が決まるのです。占い師がどれだけ正しい結果を出しても、村人がそれを信じて票を合わせなければ、人狼は吊れません。

あなた あなた村人
セシル セシル占いCO
ロイド ロイド騎士CO
ミナ ミナ人狼
グレン グレン狂人
リタ リタ村人
村の多くは村人。村人の票の行き先が、吊られる人を決める

村人の仕事は情報の整理

村人がまずやるべきことは、村に出ている情報を整理することです。誰が何の役職を名乗ったか、占い師がどんな結果を出したか、誰が吊られ、誰が襲われたか。これを追いかけるだけで、推理の材料がそろっていきます。

情報を整理すると、「人狼がいるとしたら、この人たちの中」という候補が見えてきます。占い師から白をもらった人は、その占い師が本物なら人狼ではありません。占い師を名乗っておらず、占い結果も出ていない人を「グレー」と呼び、人狼はたいていこの中に隠れています。グレーの考え方はグレー・グレランとは、整理の手順は盤面整理のやり方で説明しています。

あなた あなた村人自分は村人
セシル セシル占いCOロイド○
ロイド ロイドセシルから○
ミナ ミナグレー
グレン グレングレー
リタ リタグレー
占い結果を整理すると、人狼が隠れていそうなグレーが見えてくる

上の盤面で、あなたから見て人狼の候補は、セシルが本物ならミナ・グレン・リタの3人です。こうして候補を絞ってから話すと、発言にも投票にも筋が通ります。

発言で考えを見せる

村人は自分が村人であることを証明できません。だからこそ、発言を通して「この人は本気で人狼を探している」と村に伝えることが大切です。

一番のポイントは、疑うときも信じるときも、理由を添えることです。「ミナが怪しい」ではなく、「ミナはセシルの結果について一度も触れていないのが気になる」と言えば、ほかの人がその理由を確かめられます。理由のある発言は、それ自体が村人らしさの証明になります。

もう一つは、自分が間違えた可能性を受け入れることです。新しい情報が出て考えが変わったら、「昨日はミナを疑っていたけど、今日の結果でグレンの方が怪しく見えてきた」と、変わった理由と一緒に伝えます。考えが変わること自体は問題ではなく、理由が見えないまま変わることが疑われる原因になります。

投票で村を勝たせる

村人にとって投票は、村に貢献できる一番大きな場面です。ここで意識したいのが、吊れる回数です。人狼を全員吊る前に吊れる回数がなくなると、村は負けます。村人を1人吊るたびに、その回数が1つ減ります。数え方は吊り縄の数え方で説明しています。

吊れる回数に余裕がないときは、確実に人狼に近い人に票を集めることが大切です。反対に、まだ余裕があるときは、グレーの中から少しでも怪しい人を吊って、情報を増やすという考え方もできます。

また、票がばらけると、意図しない人が吊られることがあります。村の意見がある程度まとまっているなら、自分の一番の候補でなくても、村の方針に合わせて票を入れる判断も必要です。

騎士を守るための動き

村人には、騎士(狩人)を人狼から隠すという、目立たないけれど大切な役目もあります。人狼は、占い師を守る騎士を見つけて先に襲いたいと考えています。村人が騎士と同じくらい堂々と発言していれば、人狼は誰が騎士なのか分からなくなります。

そのため、村人が「自分は騎士ではない」とわざわざ明かすのは避けた方がよいとされています。村人だと名乗る人が増えると、名乗らなかった人の中に騎士がいると絞られてしまうからです。騎士の考え方は騎士の立ち回りでまとめています。

村人が役職を騙るのはあり?

村人が占い師などのふりをする「騙り」は、村を混乱させるので基本的にはおすすめしません。本物の占い師の結果が信じてもらえなくなったり、村人同士で疑い合う原因になったりします。

一部の上級者向けの村では、人狼をあぶり出すために村人があえて騙る戦術もありますが、村全体で意図が共有されていないと逆効果です。始めたばかりのうちは、村人は村人として、情報の整理と理由のある発言に集中するのが一番です。

終盤の村人は「最後の1票」を持っている

試合が進んで人数が減ると、村人の1票の重みはさらに大きくなります。残りが3人や4人になると、1回の投票を外しただけで村の負けが決まることもあります。終盤は、それまでに出た占い結果・襲撃先・投票の流れをすべて並べ直し、「誰が人狼なら全部のつじつまが合うか」を考える時間です。

このとき役に立つのが、序盤から自分のメモを残しておくことです。誰が誰に投票したか、誰がどの占い師を信じていたかといった細かな情報は、終盤になって効いてきます。最後まで生き残った村人は、村で一番多くの情報を持っている人でもあります。最終日の考え方は最終日の考え方でまとめています。

よくある失敗

一つ目は、役職がないからと発言をあきらめてしまうことです。村人が黙ると、人狼と見分けがつかなくなり、初日に吊られる原因になります。初日の過ごし方は初日に吊られないコツで説明しています。

二つ目は、占い師を名乗った人を理由なく疑うことです。偽物の可能性を考えるのは大切ですが、本物の占い師を吊ってしまうと、村は一番大事な情報源を失います。

三つ目は、自分を疑った人を感情的に疑い返すことです。村人同士で争っているあいだ、人狼は静かに生き残ります。

よくある質問

村人は何をすれば村の役に立てますか?

情報の整理と、理由のある発言と投票です。占い結果や名乗りを追いかけて人狼の候補を絞り、その考えを言葉にして村に伝えることが、村人にできる一番の貢献です。

村人だと名乗った方がいいですか?

多くの場合、わざわざ名乗る必要はありません。村人だと名乗る人が増えると、名乗らなかった人の中に騎士がいると人狼に絞られてしまうことがあります。

村人が吊られそうなときはどうすればいいですか?

自分が村人である前提で、人狼が誰だと思うかを落ち着いて説明します。村人として本気で推理していることが伝われば、疑いが晴れることがあります。それでも吊られてしまう場合は、次の日以降に村が推理できるよう、自分の考えを残しておくと村の助けになります。

書いた人:clameyes

カード人狼ゲーム「フダツキ」の作者。ゲームの CPU を作りながら、「この盤面では何をするのが強いか」を、実際に数万試合を対戦させて確かめています。このサイトについて

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