陣形とは?人狼の1-1・2-1・3-1・2-2の意味とセオリー
この記事の結論
- 陣形は、占い師の名乗りの数と霊媒師の名乗りの数を「2-1」のようにハイフンでつないで表す(引き算ではない)。2-1なら占い師2人・霊媒師1人
- 名乗りが1人の役職は、対抗がいないので本物の可能性が高い(確定ではない)
- 名乗りが3人以上に重なった役職は、ローラーが基本のセオリーになる
陣形とは
陣形とは、1日目などに役職を名乗った人数の形のことです。人狼ゲームでは、占い師と霊媒師を名乗った人数を「占い師の数-霊媒師の数」の形で表すのが一般的です。たとえば「2-1」は、占い師を名乗った人が2人、霊媒師を名乗った人が1人という意味です。
霊媒師とは、吊られた人が人狼だったかどうかを知ることができる役職です。9人村など、ある程度人数の多い村でよく入ります。陣形の考え方は、占い師と霊媒師の両方がいる村で特に役に立ちます。
なお、カード人狼ゲーム「フダツキ」の6人村には霊媒師がいないので、名乗りの形は占い師の数だけで考えます(6人村の配役とセオリー)。
陣形でまず考えること
陣形を見たら、まず「偽物がどこに何人いるか」を考えます。役職ごとに本物は1人だけなので、名乗った人数から1を引いた数だけ偽物がいます。
- 名乗りが1人の役職:対抗がいないので、本物の可能性が高い
- 名乗りが2人の役職:どちらか1人が偽物
- 名乗りが3人の役職:2人が偽物
偽物は人狼か狂人です。人狼陣営の人数には限りがあるので、偽物がたくさん出ている陣形ほど、グレーに残っている人狼は少なくなります。これが陣形を読むときの基本の考え方です。
よく出る陣形とセオリー
ここでは、人狼2・狂人1・占い師・霊媒師・騎士(狩人)・村人3の9人村を例に、よく出る陣形を見ていきます。図は、9人のうち名乗った人と主なグレーを抜き出して描いています。
1-1
占い師1人、霊媒師1人の陣形です。どちらにも対抗がいないので、両方とも本物の可能性が高く、村にとっては情報がそろった形です。人狼と狂人はグレーに潜んでいます。
このときは、本物と思われる占い師の結果を頼りに、グレーから人狼を探します(グレランとは)。
2-1
占い師2人、霊媒師1人の陣形です。とてもよく出る形で、霊媒師には対抗がいないので本物の可能性が高く、占い師の片方が偽物です。
ミナ占いCOグレン○
セシル占いCOリタ○
ロイド霊媒CO
グレンミナから○
リタセシルから○
あなたグレー
2-1では、霊媒師の結果が占い師の真偽を見分ける材料になります。たとえば片方の占い師が黒を出した人を吊り、霊媒師の結果が「人狼ではない」だったら、その黒を出した占い師は偽物だと分かります。このように、霊媒師の結果を使って決め打ちしていくのが基本の考え方です。
3-1
占い師3人、霊媒師1人の陣形です。占い師のうち2人が偽物なので、人狼陣営の3人のうち2人が占い師を名乗っていることになります。グレーに残る人狼は多くても1人です。
ミナ占いCO
セシル占いCO
リタ占いCO
ロイド霊媒CO
グレングレー
あなたグレー
3-1のセオリーは占いローラーです。名乗った3人の中に偽物が2人いるので、名乗った人から吊っていけば、高い確率で人狼陣営に当たります。途中で霊媒師の結果が「人狼だった」と出たら、そこでローラーを止める(黒ストップ)こともあります。
2-2
占い師2人、霊媒師2人の陣形です。どちらの役職にも偽物がいます。このときは、まず霊媒師を2人とも吊る「霊媒ローラー」がよく選ばれます。霊媒師は占い師と違い、生きていても毎日新しい人を調べられるわけではないので、ローラーで失う情報が比較的少ないからです。
1-2
占い師1人、霊媒師2人の陣形です。占い師には対抗がいないので本物の可能性が高く、霊媒師の片方が偽物です。こちらも霊媒ローラーで偽物を処理しつつ、本物と思われる占い師の結果でグレーを詰めていく形がよく取られます。
人狼陣営から見た陣形
陣形は、人狼陣営の作戦によって作られるものでもあります。人狼と狂人は、1日目に「誰が何を名乗るか」を考えて陣形を選んでいます。
たとえば、狂人だけが占い師を名乗り、人狼はグレーに潜む作戦なら、2-1の形になります。村から見ると占い師の片方が偽物ですが、その偽物が狂人なら、占い師を吊っても人狼は減りません。一方、人狼自身も占い師を名乗る作戦なら3-1になり、グレーに潜む人狼は減りますが、名乗った人から吊られる危険を背負います。
霊媒師に対抗を出すかどうかも作戦です。霊媒師に偽物を出して2-2にすると、霊媒ローラーで吊る回数を使わせることができますが、名乗った偽物は吊られやすくなります。
このように、どの陣形にも人狼陣営の損得があります。村人も「人狼陣営はなぜこの陣形を選んだのか」を考えると、偽物がどこにいるかの見当をつけやすくなります。
陣形は「確定」ではない
陣形の考え方で注意したいのは、対抗がいない役職も「本物で確定」ではないということです。人狼や狂人がわざと名乗らず、対抗を出さない作戦を取ることもあります。本物が名乗らずに潜んでいる場合もあります。
陣形は、推理の出発点になる「よくある形」です。その後の占い結果や襲撃の先、投票の流れを見ながら、盤面整理をして考え直していくことが大切です。
よくある失敗
- 陣形だけで結論を出す:「2-1だから霊媒師は本物」と決めつけると、偽物の霊媒師に気づけません。陣形はあくまで最初の見立てです
- 人狼陣営の人数を数えない:偽物の数と人狼陣営の人数を比べると、グレーに何人残っているかが分かります。ここを数えないと、ローラーの損得を判断できません
- 村ごとのルールを確かめない:霊媒師がいるか、狂人がいるかで、陣形の意味は変わります。遊ぶ村の配役を先に確かめておきます
よくある質問
2-1の「2」と「1」はどちらが占い師ですか?
一般的には、先の数字が占い師、後の数字が霊媒師です。2-1なら占い師2人・霊媒師1人を表します。
陣形に騎士(狩人)は含まれますか?
ふつうは含めません。騎士は護衛先を知られたくないので、1日目には名乗らないことが多いためです。騎士が名乗った場合は、陣形とは別に考えます。
6人村でも陣形は使いますか?
霊媒師がいない6人村では、「占い師が何人名乗ったか」だけで考えることが多くなります。占い師が2人なら偽物は1人、3人なら偽物が2人です。考え方は同じなので、陣形のセオリーをそのまま応用できます。


